西部ガス株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!

~九州初の都市ガスを利用したオンサイト方式水素ステーションを整備~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、西部ガス株式会社(福岡市、代表取締役社長 酒見俊夫)を2月8日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は47社となります。 

 

 今回の指定は、九州初の都市ガスを利用したオンサイト方式水素ステーションの設置に対するものです。都市ガスを原料として水素を製造するため安定的な水素供給が可能であり、さらに他ステーションへ水素を出荷することができる機能を有しています。

 

 この設備投資により、燃料電池自動車の先進的な普及拠点の形成に弾みがつくとともに、本特区が目指すグリーンイノベーションを主導する産業拠点の形成が進むものと期待されます。今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

 ※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大50%の特別償却又は最大15%の税額控除を受けることができます。

法人指定書交付式写真

(写真左から)知事、西部ガス株式会社 酒見俊夫代表取締役社長