小島プレス工業株式会社並びに小竹化成株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!

~総合特区制度を活用した設備投資累計額が1500億円を突破~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、小島プレス工業株式会社(愛知県豊田市、取締役社長 小島 洋一郎)並びに 小竹化成株式会社(福岡県鞍手郡小竹町、取締役社長 小島 洋一郎)を6月1日付けで指定し、6月3日に法人指定書交付式を行いました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は51社、設備投資の累計額は1500億円を突破しました。

 

小島プレス工業㈱と100%子会社である小竹化成㈱は、宮若市の磯光工業団地に新工場を建設し、九州地域での自動車用内外装樹脂部品の生産拠点を新工場に集約します。

〔小島プレス工業:設備導入、小竹化成:工場建設、製品生産〕

 

 今回の指定の対象となる新工場では、従来金属製であったコンソールのヒンジ(ちょうつがい)を、独自の技術で樹脂製に置き換えることで、金属製と同等の強度と機能を維持したまま大幅な軽量化を実現した製品など、トヨタ自動車九州向けの内外装樹脂部品を生産します。

 

この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

 ※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

 指定書交付式写真

(写真左から)小竹化成㈱ 常務取締役 黒田氏、知事、小島プレス工業㈱並びに小竹化成㈱ 取締役社長 小島氏