トヨタ紡織九州株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に

トヨタ紡織九州株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!
~特区制度を活用し植物材料混合のドアトリム製造に関する設備を増強~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、トヨタ紡織九州株式会社(佐賀県神埼市、取締役社長 吉川靖司)を9月2日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は56社、設備投資の累計額は約1650億円となりました。 

 

 今回の指定は、樹脂に植物材料(ケナフ)を混合し軽量化した自動車用ドアトリムの生産効率や製品精度を向上させるための設備導入に対するものです。

 

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

 ※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

 指定書交付式写真

(写真左から)小川知事、トヨタ紡織九州株式会社 吉川靖司 取締役社長