日本エア・リキード株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に
日本エア・リキード株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!
~筑豊地域初の水素ステーションをトヨタ自動車九州株式会社の敷地内に設置~
福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、日本エア・リキード株式会社(東京都港区、代表取締役社長兼CEO 矢原 史郎)を10月26日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は57社、設備投資の累計額は約1660億円となりました。
指定を受ける日本エア・リキードは、水素に関して、製造・貯蔵・運搬から応用技術まで幅広い知見と経験を有しており、エア・リキードグループ全体で世界75基のステーション納入実績があります。今回の指定は、筑豊地域で初となる水素ステーションの整備事業に対するものであり、同ステーションは、九州自動車道宮田スマートICに隣接するトヨタ自動車九州株式会社宮田工場の敷地内に設置されます。一般のFCVユーザーの利便性向上が図られ、北部九州における水素モビリティーの進展に弾みがつくものと期待されます。
今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。
※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。
(写真左から)知事、日本エア・リキード株式会社 アドバンスト・ビジネス&テクノロジー事業部 事業推進部長 那須 昭宣氏