株式会社城南九州製作所を2回目のグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に

株式会社城南九州製作所を2回目のグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!
~総合特区制度を活用し、ドアウィンドレギュレーターの製造設備を導入~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、株式会社城南九州製作所(直方市、代表取締役 坂口 健二)を12月2日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は57社、設備投資の累計額は約1680億円となりました。 

 

 今回の指定は、軽量化を図った自動車用ドアウィンドレギュレーターの製造設備導入に対するものです。城南九州製作所は、独自の加工技術により、構成部品の剛性・強度を確保しつつ板厚を薄くすることで製品の軽量化を実現しており、このことは自動車の低燃費化に貢献することとなります。

 

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。

 

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

 ※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

 指定書交付式写真

(写真左から)知事、株式会社城南九州製作所 坂口健二代表取締役