株式会社西部技研をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に

株式会社西部技研をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!
~グローバル展開の研究開発拠点「西部技研イノベーションセンター」を新設~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、株式会社西部技研(古賀市、代表取締役社長 隈 扶三郎)を5月8日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は60社、設備投資の累計額は約1,720億円となりました。 

 

 今回の指定は、独自のハニカムローター開発技術を駆使して「超低露点省エネドライルーム」や「CO2除去デシカント空調装置」、「有毒ガス(VOC)濃縮処理装置」など、省エネかつCO2削減に資する産業用特殊空調設備の開発を行う「西部技研イノベーションセンター」の建設に対するものです。このことにより、スウェーデン、アメリカ、中国に海外拠点を有し、グローバルに事業展開する同社製品の性能向上と競争力強化が期待されます。

 

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

 ※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

(写真左から)知事、株式会社西部技研 代表取締役社長 隈 扶三郎氏