株式会社ファルテックをグリーンアジア国際戦略総合特区指定法人に
~総合特区制度を活用し、苅田町に自動車用ラジエターグリルを生産する新工場を増設~
福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、株式会社ファルテック(神奈川県川崎市、代表取締役社長 横田 昭治)を4月16日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は63社、設備投資の累計額は約1,800億円となります。
今回の指定は、苅田町に新工場を増設し、強度を確保しながら大幅な軽量化を実現した自動車用ラジエターグリルを生産するための設備導入に対するものです。
この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。
今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。
※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。
(写真左から)知事、株式会社ファルテック 代表取締役社長 横田昭治氏