松本工業株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区法人指定に

~総合特区制度を活用し、豊前市に自動車用ヘッドレストの開発・生産工場を新設~

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の法人指定に、松本工業株式会社(北九州市、代表取締役社長 松本 茂樹)を5月31日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は65社、設備投資累計額は約1,850億円となります。

 今回の指定は、豊前工場隣接地に新工場を建設し、軽量化ヘッドレストを開発・生産するための設備導入に対するものです。

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 ヘッドレストイメージ図

   ※ヘッドレストイメージ図

 

※特区推進に当たっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価格の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。