福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の法人指定に、磯光プレシジョン株式会社(宮若市、代表取締役社長 吉川 元治)を7月17日付けで指定しました。これにより、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は66社、設備投資累計額は約1,930億円となります。

 今回の指定は、宮若市磯光に新工場を建設し、軽量化プレス部品を生産するための設備導入に対するものです。

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 ※特区推進に当たっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価格の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

(写真左から)知事、吉川 磯光プレシジョン株式会社 代表取締役社長

 

(写真左から)林 生産技術部長、知事、吉川 代表取締役社長