株式会社豊和繊維九州製作所をグリーンアジア国際戦略総合特区指定法人に

~総合特区制度を活用し、苅田町に自動車内装部品を生産する新工場を建設~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、株式会社豊和繊維九州製作所(嘉麻市、代表取締役社長 高田 智行)を1月9日付けで指定しました。

 今回の指定は、苅田町に建設する新工場及び日産自動車九州内において、独自技術により、強度を確保しながら軽量化を達成した自動車用ラゲッジサイドロア(荷室の内装部品)を生産するための設備導入に対するものです。

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

 豊和繊維九州製作所指定書交付式写真

(写真左から)株式会社豊和繊維九州製作所 春本次長、知事、株式会社豊和繊維九州製作所 平山専務取締役、山根担当次長