株式会社FTS並びに株式会社FTS九州をグリーンアジア国際戦略総合特区指定法人に

~総合特区制度を活用し、宮若市に自動車用樹脂製燃料タンクを生産する新工場を建設~

 

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、株式会社FTS(愛知県豊田市、代表取締役社長 落合 宏行)並びに株式会社FTS九州(大分県宇佐市、代表取締役社長 工藤 正明)を3月18日付で指定しました。

 今回の指定は宮若市に建設する新工場において、独自技術により、強度を確保しながら軽量化を達成した自動車用樹脂製燃料タンク(写真中央下部)を生産するための設備導入に対するものです。

 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。

 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

 

※特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大40%の特別償却又は最大12%の税額控除を受けることができます。

 

 FTS法人指定

(写真左から)株式会社FTS 落合社長、知事、株式会社FTS九州 工藤社長