株式会社ファルテックを2回目のグリーンアジア国際戦略総合特区指定法人に

~総合特区制度を活用し、環境配慮型自動車向け軽量化ルーフレールの製造設備を導入~

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に株式会社ファルテック(神奈川県川崎市、代表取締役社長 文屋 仁志)を10月26日付けで指定しました。同社の指定は、平成30年4月の指定に続き、2回目となります。
 今回の指定は、同社工場において環境配慮型自動車の更なる燃費向上に貢献する軽量化ルーフレールを製造するための設備導入に対するものです。
 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。
 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。


※特区推進に当たっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価格の最大34%の特別償却又は最大10%の税額控除を受けることができます。

 

 指定書交付式の写真です。

(写真左から)(株)ファルテック 上田九州工場長、田中取締役、江口副知事、松本商工部長

※写真撮影のためマスクを外しています。