昭栄化学工業株式会社をグリーンアジア国際戦略総合特区指定法人に

~総合特区制度を活用し、次世代ディスプレイ向け量子ドット生産及び研究開発を行うための設備を導入~

 福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に昭栄化学工業株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 浅田 修一郎)を4月22日付けで指定しました。
 今回の指定は、 糸島市に建設する新工場において、次世代ディスプレイ向け量子ドットの生産及び研究開発を行うための設備導入に対するものです。
 今回の指定を含め、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は77社、設備投資の累計額は3,770億円になります。
 この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築が一層進むものと期待されます。
 今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。


※特区推進に当たっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価格の最大34%の特別償却又は最大10%の税額控除を受けることができます。

 指定書交付の画像

(写真左から)昭栄化学工業株式会社 浅田 修一郎代表取締役社長、知事
※写真撮影のためマスクを外しています。