三菱電機株式会社を2回目の「グリーンアジア国際戦略総合特区」指定法人に
~総合特区制度を活用し、SiCパワー半導体を用いたパワーモジュールを生産~
福岡県は、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に三菱電機株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 漆間 啓)を令和6年11月18日付けで指定しました。
今回の指定は、福岡県福岡市の製作所内におけるパワー半導体製品の量産化工場建設に対するものです。
今回の指定により、特区制度を活用して設備投資を行う企業数は80社、設備投資の累計額は約4,600億円になります。
この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築が一層進むものと期待されます。
今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。
※特区推進に当たっては、総合特別区域法に基づき、税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、法人税にかかる課税の特例措置として、機械・装置等の取得価格の最大30%の特別償却又は最大8%の税額控除を受けることができます。
(写真左から)三菱電機株式会社パワーデバイス製作所 岩上 徹所長、知事