ダイハツ九州をグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!
〇県では、北九州市、福岡市と一体となって進める「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、ダイハツ九州株式会社(代表取締役社長 越田幸男)を平成24年10月26日付けで指定しました。
〇同社の久留米工場(久留米市田主丸町)では、平成24年度から25年度にかけて、総額約70億円の設備投資が予定されており、環境配慮型自動車用エンジンの生産ラインを現在の1ラインから2ラインに増強し、生産能力は現在の約21.6万基から1.5倍の約32.4万基となります。
〇特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融など支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置の取得価格の最大50%の特別償却又は最大15%の税額控除を受けることができます。
〇グリーンアジア国際戦略総合特区では、これまでに地域に蓄積された産業・技術・人材・ネットワークと、アジアとの近接性などの強みを生かして、環境を軸にアジアから世界に展開する産業拠点の構築を目指しています。24年8月には、従来の県北部を中心とする指定区域に、県南部などを新たに加えており、今回の指定法人は、追加区域における初の指定となります。同社の設備投資は、本特区における環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築に寄与するものであり、本特区が推進する環境を軸とした産業の国際競争力の強化に大いに資するものです。
※指定書を受け取る越田代表取締役社長(右)と小川知事(左)