明石機械工業、メタルテックスをグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に!                                       

~総合特別区域制度を活用し事業連携~

 

〇 県では、北九州市、福岡市と一体となって進める「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、明石機械工業株式会社(代表取締役社長:松下範至)、株式会社メタルテックス(代表取締役社長:倉長勇太郎)を11月20日付けで指定しました。

〇 両社は事業連携により、明石機械工業の九州工場内(朝倉市)に、部品の鍛造から組付工程までの一貫した生産ラインを導入し、自動車用マニュアルトランスミッションの小型・軽量化、高効率化に向けた生産体制を構築します。平成24年度から25年度にかけて、両社合計で総額約28億円の設備投資、60名を超える新規雇用が予定されています。

〇 特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、両社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置の取得価格の最大50%の特別償却又は最大15%の税額控除を受けることができます。

〇 グリーンアジア国際戦略総合特区は、これまでに地域に蓄積された産業・技術・人材・ネットワークと、アジアとの近接性などの強みを生かして、環境を軸にアジアから世界に展開する産業拠点の構築を目指しています。

〇 今回法人指定を行うメタルテックスは、県外からの新たな進出企業で初の指定となります。両社が行う設備投資は、本特区における環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築に寄与するものであり、本特区が推進する環境を軸とした産業の国際競争力の強化に大いに資するものです。

 

 ※指定書交付後に握手をする明石機械工業松下社長(右)、

     メタルテックス倉長社長(左)と小川知事(中央)